商品案内

インディペンデントボトラーのパイオニアである老舗ゴードン＆マクファイル社（以下GM社）が所有し復活させたベンロマック蒸留所。
GM社が1998年から生産を再開し、今やスペイサイドで最も注目を集める蒸留所のひとつとなったベンロマックですが、再開後から現在まで約23年ですので、これ以上の長期熟成品は、閉鎖以前に蒸留され、熟成倉庫にて眠りについている貴重なモルト原酒の樽になります。
この度、蒸留所所長のキース氏よりアナウンスがあり、年に１回のみ、その貴重な樽の中から、厳選した長期熟成原酒をボトリングしリリースすることが決まりました。

その第一弾としてリリースされたのが、
この「ベンロマック 40年 2021リリース」です。
しかも加水を一切していないカスクストレングスボトリングです。
そして何と言っても驚くのは、その色合い。
現在のスタイルは、オロロソシェリーの風味を生かした濃厚でフルーティな味わいですが、かつてのベンロマックは麦の風味を前面に出した、比較的ライトな原酒がほとんどでした。
2021リリースのために厳選されたファーストフィル オロロソシェリー樽の長期熟成原酒は、レア中のレアといってもいいでしょう。
シンボルカラーでもある「赤」をあえて封印し、重厚な黒いケースとラベルによる品格ある１本となっています。
日本へ許されたのはわずかに30本のみの輸入です。

テイスティングノート
香り：こくのあるジンジャーと煮込んだフルーツのアロマの後から、シトラス、シナモン、トフィー、蜜蝋ワックスを感じる。
味わい：セビーリャオレンジの強い風味とともに、赤いリンゴやデメララシュガーを感じる。
フィニッシュ：シトラスの表皮とチャーしたオークを感じるフィニッシュ。

生産本数：1047本（日本入荷30本のみ）